The Inpatient-闇の病棟- ストーリー第ニ話

注意:『The Inpatient-闇の病棟-』のプレイに基づいて主人公の記録風に書いております。完全ネタバレなのでご注意下さい。

- 記録2 -


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朝食を運んで来たヴィクトリアに「あれは誰なの?」と訊くと、「挨拶してみたら?他の人と仲良くなる良い機会よ」と言われた。

ヴィクトリアは私に「先生たちが喜んでいる、あなたは全快に向かっている」と言いながらカルテに書き込んでいた。

廊下から「ここから出してくれ!」という患者らしき男性の声が聞こえた。

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ヴィクトリアが行った後、ベッドにいる女性に声をかけた。

彼女も記憶障害の治療でここに入っているらしい。彼女の名前はベネット。

治療の痛みには慣れるか訊かれた。彼女も同じ治療法を受けているようだった。

「私達はここで何をしているのかしら?」と訊いてしまった。彼女は何かを言いかけたけど、頭痛を訴えて横になった。

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運ばれて置いてあったまずそうなパンを食べた。口に入れるとグジュッと鈍い音がする。

酷い食事だけれど空腹より少しはましだ。

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カレンダーを見ると日付が…昨日から消されていない。

窓に貼り付いていた木の葉を眺めていたら、またフラッシュバックが起こった。

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ヴィクトリアがカレンダーを見ながら、「1月ももう終わりね。今年の2月はうるう年だから一日多い。うるう日には何か特別な事をすると良いらしいわよ、例えば女性からプロポーズとか」と笑っていた。

疲れたのでベッドに横になって休んだ。

うなされていたらしい。目を覚ますとベネットがかけよって来て、大丈夫かどんな夢を見たのかと聞いて来たが詳しく答えられなかった。

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ヴィクトリアが来る気配を察したベネットは慌てて自分のベッドに戻って行った。

食事を運んできたヴィクトリアに強い口調で「いつここから出られるのかブラッグに聞いておいて」と悪態をつくベネット。

彼女はヴィクトリアが嫌いらしい。「あの雌狐、ただの看護婦のくせに態度がでかい」と…そんなふうには見えないけれど。

その声はヴィクトリアに聞こえてたみたい、ムッとしながら私の分の食事を運んできた。

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「酷い食事。餓死しそう」と言いながらベネットはパンをかじる。よく見ると真っ赤なマニキュアをしていた。

ベネットは「何か思い出したか?」とか「あなたはまともに見えるけど前は何をしていた?」とか随分と質問をして来た。

医者の服装の記憶の事を思い出し、もしかして医者だったかもと話したら、「ここの狂った医者達と同じとか言わないでよ」と言われた。

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私も彼女にも質問をしてみたが、こたえたくないと言われた。

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廊下にエイブが見える。またスザンヌに声をかけ無視されていた。

何もする事がないのでベッドで休んだ。

気が付くとまたまずそうな食事をヴィクトリアが運んで来ていた。

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ベネットはヴィクトリアが持っていた食器を叩き落とし、「いつ出られるのかブラッグに確認してきたのか」と怒鳴った。

ヴィクトリアは謝りながら慌てて廊下へ出た。

ベネットはまた「あの雌狐め」とブツブツ怒っていた。ヴィクトリアはそんな嫌な人とは思わないけれど…。

ヴィクトリアが私の分の食事を運んで来た時に、騒ぎ声と共に廊下を凄い速さで走っていく男性の影が見えた。

サイレンが鳴る。ヴィクトリアはすぐ戻ると行って慌てて出て行った。

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廊下を覗き込むベネット。

私はとりあえず早いうちに食べておかないととパンをかじり、マグカップに手をのばすとまたフラッシュバックが起きた。

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食事をさげにきたエイブ。「薬が効いているようだな。そのまま腑抜けてろ」と言って出ていく場面。

「こっちへ来て!」というベネットの声で我に返り、一緒に廊下を覗いた。

何も見えない。

ベネットは「脱走する患者なんていつものことよ、5分以内には捕まるわ」と軽く言った。

患者の事を他人事のように言うベネットに、「私達も患者じゃない?」と言うと、「私たちは、記憶障害だけど他の患者とは違う。わかるでしょ?」と言われた。

わからない。

しかし廊下の様子がおかしい。発狂するような男の声も聞こえた。

ベネットは「これはいつもと違うかもしれない。ちゃんと考えないと」とブツブツ言いながらベッドに座り込んでしまった。

エイブの声で消灯だと叫ばれ明かりが消えた。

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また緑色の夢を見た。廊下の奥にベネットが立っている。

「こっち」と言われ、ついて行くと暗闇の病室のベッドで膝を抱えてるベネットの背中。近づくと大きな音で病室の扉が閉まった。

暗くてよく見えない部屋を見渡していると、いつの間にかベネットが扉を開け廊下を見ている。

近付くと、廊下を見ているベネットの首だけがゴキゴキと音を立て私の方を向いた。

そこで目が覚めた。

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ベネットが酷い姿で近寄ってきた。部屋の壁も傷だらけだった。



つづく

注:ストーリーは1952年なので「看護婦」という言葉をあえて使っております。ゲーム内では「看護師」と言っています。









Comments 2

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283cat  

うおおおおっ。
すげー細かいとこまで書かれてて、小説読んでるみたい。
最後の注釈も気が利いてます。
でもこれゲーム的なところってあるんですか?。

2018/02/12 (Mon) | EDIT | REPLY |   
ブログ主  
ありがとうござーます

需要ないのに書き続けていますw 読んでくださって嬉しい。
> 最後の注釈も気が利いてます。
(∩´∀`)∩わーい

> でもこれゲーム的なところってあるんですか?。
シッ!
実際ちょっとの選択肢選ぶのと歩くだけのゲームです…。ま、まぁVRだから多少はね?

2018/02/12 (Mon) | EDIT | REPLY |   

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