The Inpatient-闇の病棟- ストーリー第一話

注意:『The Inpatient-闇の病棟-』のプレイに基づいて主人公の記録風に書いております。完全ネタバレなのでご注意下さい。

主人公:女性、他不明

- 記録 -

目を覚ますと椅子に拘束されていた。初老の男が私の顔を覗き込み、状況が理解できるか質問をして来た。

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ここはブラックウッド療養所。私は記憶障害の治療中のようだ。貴方は医者なのかと訊くとYESとは言わなかった。

電気のような刺激が与えられフラッシュバックのように映像が見えた。

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私は掃除用具入れのような部屋に隠れていた。医者の服装をしていた気がする。

壁にかけてあるカレンダーの日付は1952年1月14日月曜日。

探されている。見つかってドアを開けられ、蝶ネクタイの若い男が電灯を照らしてくる。顔は見えない。

そこで記憶は途切れた。

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何か見えたかどうであったかなどを訊かれ答えた。答えてもそれが何であるかは教えてくれない。

ただ医者の格好をしていた事については、ここには様々な医師が出入りしているからその記憶と混ざったのだろうと言われた。

何度か同じ事を繰り返し、今日の治療(?)は終わった。注射をされ意識が朦朧とした。

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“係の者”の眼鏡の男が現れた。記憶の男に似ているような気がした。

彼はエイブ。真面目そうな外見とは逆に口を開くと調子の良さそうな男。

私の車椅子を押しながら、「ブラッグは壊れたオモチャを組み立て直すのが趣味らしい」と言った。

廊下へと出た。

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若い看護婦が前方から歩いて来たが全くこちらを見ない。彼女の名前はスザンヌ。

エイブは彼女のことが好きみたいだ。いつも無視されると愚痴って来た。

気を使って「あなたは格好いいと思う」と言うと、「あんたが患者じゃなけりゃなぁヒヒヒ」と不快な笑い方をされた。

エレベーターが来るのを待ちながらエイブにここはどこで私は誰なのかを訊いた。

ここはホテルと療養所で有名な場所らしい。そして私は記憶障害の患者。

人間扱いされていないかのような物言いだった。

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朦朧としながら娯楽室の前を通りがかると、患者が暴れている声が聞こえた。

現実だの夢じゃないだの…「ベローズさん落ち着いて」という看護婦の声が聞こえた。

エイブも手伝いに行ったがお愛想を言いつつチンタラ戻って来た。

意識が途切れ途切れ。通り過ぎた部屋のカレンダーに赤い「1」の数字が見えた気がした。

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病室に到着。看護婦が大丈夫よと声をかけてくれた。彼女はヴィクトリア。

寂れた病室、まるで囚人のようだ。消灯時間になり眠った。

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翌朝エイブが起こしに来て、室内で歩く練習をした。

部屋をゆっくり歩いている間、エイブは空いているほうのベッドでくつろいでいた。

窓から吹雪が見え、廊下の向こうからはテネシーワルツが聞こえた。

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部屋のカレンダーを見たら1952年2月8日まで日付に×印がついていた。今日は2月9日

エイブがベッドでゴロゴロしている間に、先程エイブが私のベッドサイドに置いたメモを手に取って見た。

『エイブとスザンヌのデート、軽い食事、緊張するな』と走り書きしてある。

メモを裏返してみるとフラッシュバックが起こった。

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空いていた側のベッドを整えながらヴィクトリアが泣いている。私は患者の服装だ。

大丈夫かとエイブに声をかけられ我に返った。

何か思い出したかもと話したら、ブラッグに報告しないとと呆然としていた。

館内で問題があったようでヴィクトリアがエイブを呼んで彼は出て行った。

少ししてエイブが慌てて戻って来た、さっきのメモを探しに。

見ちゃったと話したら、内緒にしてくれと焦りながら言った。内緒にしておくと話すと彼は笑った。

笑顔を見せたかと思うと急に真顔になってジロジロと見てくる。

消灯時間になって眠った。

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緑色の光に包まれた廊下に鹿とエイブがいる。

廊下を進むとエイブが怖がらせてくる。壁には鹿の角をつけた人間(?)の影が見えた。

エイブは呪文のようなものを唱えている。エイブについて行くと檻のようなものに捕まった。

目が覚めた。気味の悪い夢だった。

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空いていたベッドに誰かいた。



つづく








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2016.06.08設置

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